この記事を読んで、私のことを肯定的に捉えてくれた気がして、ホッとする。
生きる愛しさ ダイアローグ研究会の夜 : 田口ランディ「いま、伝えたいこと」
田口さんは坂本龍一さんのことを取り上げているが、私が同じようなことを最近感じたのは、声優の永井一郎さんが亡くなった時だったりする。(原発とは全然つながらないが・・・)
人のために役立とうとする行動よりも、とにかく、その人自身が一心にやり続けた仕事に関して、他人は感動をするんだなぁ、ということを、波平さんの声を失って気がついたのです。
永井さんは、波平さんだけじゃなくて、私が物心ついてこのかた見てきたアニメの、たいていのキャラクターを演じられていて、ある意味、あの人の声を聴いて育ったとも言える。
いずれ自分より先に亡くなることは百も承知だったのに、それでも、訃報を聴いた時に寂しくて悲しくてたまらなくて、そこまでショックを受けた自分にも驚いた。
他人や、今の自分の生活に間接的な現象に関して、関心をもつことや協力的な行動を起こすことは、素敵なことだと思う。
ただ、やっぱり、自分のしごとを(それは金銭を稼ぐという意味に限定するのではなく、もっと広義な意味での「しごと」を、やめずに続けることが、私はもっと素敵なことのように思う。
中断はいいけども、もしくは別のことを見つけて始めるのもいいと思うけど、「自分のしごと」をやめてしまっては、いけない気がする。
マジメすぎるかな~(笑)
そんなこといちいち意識せず、公言もせず、結果としてそうなってればいいんだけど。
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