この連休で、実家に帰っていました。
写真は、父の仕事場の前にある小さい展示スペースの様子。春ですね。
ほんまは今回いろいろ写真とってやろうと思ってたんですが、すごくバタバタしていて全然余裕がありませんでした。
何をしていたかというと、同じく帰省してきた妹と一緒に、いろんなブツの処分。
母は、ほーんとに、私たちのものを一切捨てずにちゃんと置いてくれていたのがよく分かりました。
小さい頃からの洋服すべて、小学校から高校までの教科書&ノート群、ぬいぐるみ、幼稚園から高校生あたりまでの絵や工作の作品…などがふたり分。
ウチは古い間取りなので、押し入れの収納力がものすごく、全部ひっぱりだしたら部屋ひとつまるまる占領されるほどになりました。
生前、「あんたらのもんは全部置いてあるから、あんたらの子どもにあげれるから」とは聞いていたのだけど、いやまさにここまでとは。
結局、一部だけを残して、サヨウナラしました。(業者にひきとってもらった)
何年もかけて少しずつ処分していたら、もう少し細かく選別できるんだと思うんですが、こういう状況になるともう、つべこべ言ってられずあまり考えないで決断してしまいました。
さみしいような、しょうがないような、さっぱりしたような。
私ら娘のモノに対して、母個人のモノは、ほんのわずか。1/10に満たないかもしれない…。
その点は、申し訳ないというか、なんというか…。
生きてるうちに、一緒に処分できればよかったよね。
でもまあ、引越しでもない限り、なかなかそうはならないよねぇ。
大事に置いといてくれて、ありがとう。
とはいえ、自分の作った作品(絵とか)や、幼い頃のおもちゃ(積み木とかレゴとか)はまだまだ残しっぱなしです。
七五三の着物とか、ぞうりとかもあったなぁ。
ほんま、子どもがいたらよかったんですがねぇ。いつになるか分からんし(涙)
ブツ達の最後の決断?はゴールデンウィークに持ち越しです。
父は、数年ぶりの風邪で、少し熱を出したりしていてしんどそうでした。
年明けからずっと元気だったので、そろそろ疲れが出てくるのが普通でしょうし、ちょうど私らが来てる頃でよかったかな。
父の知り合いの方が送ってくださった、上等の淡路牛で久しぶりのすき焼きを囲みました。
あーすき焼きの写真くらいとっとけばよかったわ。
さすが、臭みが全く無く、柔らかくておいしぃ~いお肉でした。
そんなに沢山、色々
とって置いてくださったんですね~。
読みながら
母と二人、時間に追われている中で
思い出のものを沢山片付けた
日々のことを思い出しました。
そしてちょっとしんみりした後に、
「あーすき焼きの写真くらい
とっとけばよかったわ。」を読んで
ちょっと笑いました。
投稿情報: ガジャのねーさん | 2010/03/23 04:03
いつもコメントありがとうございます。
家が近かったら、もう少し丹念に時間をかけたかったところなんですけどねぇ。まぁ、これも人生…。
そしてすき焼きが旨いのも、人生、生きてる証拠。
投稿情報: なつみかん | 2010/03/23 11:05
>母は、ほーんとに、私たちのものを一切捨てずにちゃんと置いてくれていたのがよく分かりました。
お母さまはとてもはっきりとしたプリンシプルを持っておられる方だと感じていました
こんなエピソードを読ませて頂くとなおさら,その思いをつよく持ちます
投稿情報: ひろゆき | 2010/03/24 13:18
プリンシプルかぁ…。なるほど。
だからかえって、自分自身と理想とのギャップの間でいろいろ悩みも深い人だったのかなぁなんてのも思いました。
けっきょくガンガン捨てるしかなかった娘どもを許してたもれ、と都合よく祈る私です。
投稿情報: なつみかん | 2010/03/24 16:22