あ~終わったぁ~。
楽しい半年間でした。
喜代美、落語家やめちゃいましたねぇ。
最初は「え~~~~~~」と思いましたが、まっそれもありかな、という気持ちにさせてくれました。
終わり方も、「あとは御想像にお任せします」という感じだったので、もしかしたら高座復帰するかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、と、どうとでも取れそう。
昔からの価値観が、一度すっかり変わった瞬間までを、今回のドラマでは描いたんやろなと思いました。
このドラマ、展開としてはかなり突拍子もないことも多かったんですが、喜代美やその同級生の子たちの心情描写がとてもリアルでした。
ちょうど自分とほぼ同年代(一つ年上)の設定というのもあり、とても身近に感じられることが多くて、面白かったです。
あと、やっぱり上沼恵美子のナレーションがよかった。
あの人はなんでもうまいなぁ~。
いつもの彼女よりだいぶ抑え目のトーンで、でも軽妙で絶妙なテンポ。さすが、しゃべりのプロ!と思いました。
ここから蛇足。
このドラマについてはこれでよし、ですが、私自身がホントに好きな、憧れる生き方は、前の前の朝ドラ「芋たこなんきん」(田辺聖子さん原案)の町子さんです。
小説家と主婦業の両立で悩んだとき、「中途半端と中途半端で人生満タンやんか」というおっちゃんの言葉に押されて、両方ともやれるだけやり続けた町子さん。
そして最後まで、「お母さん」ではなく「おばちゃん」として、おっちゃんの子どもたちから慕われた、というのがとてもステキやと思います。
私もこれ先どうなるかわからんけど、中途半端でもいいから好きなことは続けていこう、と励まされるのです。
(まっでも、田辺聖子さんは、小説家・知識人として、ホンモノの超一流やから、自分もおんなじように考えるのもずうずうしい話なんですけど。自分で思う分は勝手、ということで。)
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