「月刊ドラゼミ with edu」は、通信添削学習「ドラゼミ」の受講会員に無料で配布される情報教育冊子。
2014年1月号の、「日本の伝統的な遊び」紹介ページのイラストを担当しました。
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凧揚げ、というと私も手作りの凧を思い出します。
小学校の高学年になると、学校主催で転地学習という名の合宿があり、兵庫県の山奥のほうの、廃校になった校舎を合宿所みたいにしたところに泊まりに行きます。朝から晩まで、登山やら飯ごう炊さんやらスポーツ大会やら、とにかくやること目白押し。
そのうちのひとつに、自分で作った凧を揚げよう!というのがあって、持参したゴミ袋(青い、懐かしいやつ)と竹ひごを使って作りました。それがまた、けっこうちゃんと揚がるんですよね。
家に持ち帰ったその凧、その後もときどき活躍しました。和歌山のおばあちゃんちに冬に帰った時も、電線が全然ない広い場所でけっこうな高さまで揚げ(遊び上手のおっちゃんにも手伝ってもらった気がするが)、たこ糸が手にグイグイ食い込んで痛かったのを覚えています。
当時は、まだわりと繊細だった私、余所に泊まりいってもよく眠れなくて、たいてい2日目から鈍い頭痛を抱えることになるので、合宿系は若干憂鬱でした。
でも、こうやって思い出してみると結局楽しかったこと・面白かったことのほうが印象強いので、まぁやっぱ本能的には楽天的なんでしょうなぁ・・・。
今の散歩コースに、一時的に大きな野っ原ができているんですが(工事を本格的に始めるまでだけのようだ)、そこは、「凧揚げ禁止」と看板が立ってて、ちょっと残念でした。
「ここで凧揚げせんかったら、何のための広場やねん!」
他人の勝手な戯言です。すいません。
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