この記事がちょっとおもしろかった。
福島 フクシマ FUKUSHIMA 浜通りにおける歴史津波と口碑伝承 ――科学を問い直す http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
科学的、という言葉は公平性があり現実的である、というイメージがあるが、
実際は、誰かが意図的に作り上げた場合もある、という指摘。
だったら、口伝えで残っていることだって、人の意図を含むという意味でも一緒なんだから、
同じような価値のあるデータとしてあつかうべきであるとのこと。
どんなことでも、いろんな見方で、かつ継続的に見て行かなければならない。
しかし、それってけっこうパワーいるから、ついついおろそかになってしまうんやろうなぁ・・・。
話がそれるが、最近のNHKのニュース9は、すごく意図を感じるというか、特定の現実を必要以上に煽っている気がしてならない。NHKのニュースの特徴は、良くも悪くも「偏らず公平に淡々と」だと思うんだけど、ちょっと逸脱してきている気がする。
むしろ、どっちかに偏っているというスタンスで発してくれたほうが、こっちもそう思って割り引いて聴ける。
公平なフリして実は現実よりもオーバーに吹聴する、とかいうのはかえって始末が悪い。
朝や夜7時のニュースでは、そんなことはあまり感じないんだけどなぁ。
なんだかんだでNHKのコンテンツが好きな私としては最近ちょっと気になる。
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