長かった1週間。直接被害にあわれている方たちとは比ぶべくもないけれど。
物質的にも精神的にも、日常と非日常が激しく入れ替わり、正直、消耗しました。
相次ぐ余震と原発に関する最悪なニュース、繰り返される節電の掛け声、停電と帰宅できないかもしれないことへの恐怖、被災地からの切実な声に何からやればいいのかという焦燥感・・・等々、
で正直、「参っていた」みたいです。
地震直後に、ブログに「がんばろう!」的なこと書いていたけど、
思えば自分はまだまだ不安定で地に足ついてませんでした。
今もまだ、震災に関する直接的・間接的な出来事で一喜一憂してしまうけど、
この1週間で、ほんの少しだけ、「覚悟」が固まってきたかな・・・。
私は、日本人なんだという覚悟。
日本人なんだから、昔の世代の日本人の遺産、土地からの遺産(影響)、
良いのも悪いのもかぶらなきゃならない。
これは、日本で、日本人として生まれてしてしまったからには、逃れられない運命なんだよなぁ。
別に諦めとかじゃなくて、そういう現実をちゃんと認識していかなくてはと思ったのです。
福島の原発がどういう形で収束するにしても、その影響がどういう形で出るのかは、長い目で見ないと分からないんだろう、と素人的に考えています。
もしかしたら、この時期に東日本に在住していた人たちは、がんの発生率があがったり、出生率が下がったり、とかあるのかもしれない。私ももしかしたら早死するのかもしれない。
でも、私はもう大人だから、それを受けとめていかなきゃならん。背負わなきゃならん。
ただ、次の世代の子どもたちには、負の遺産は減らし、正の遺産を増やす努力をせなならん。
そんなことを考えた1週間でした。
まずは、原発のこと、もっといろいろ知って考えよう。
権力も無く専門家でもない、一般庶民が知り理解できる範囲は限られているけれど。
知れば知るほど恐怖が増すかもしれないが、自分をなだめすかしつつ、なんとかやっていきたい。
自分自身が子孫を残すことができなくても、次の世代の日本人に、何か、喜ばれるものを残したい。
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と、
えらそうなことを書いてしまった・・・。けれど、これから先、決意が鈍る前に残しておこうと思いました。
ホンマは、今年は、家人に稼ぎを任せて、お気楽にお絵かきとかしてようとか思ったりしてたんだけどな~。
日本経済に貢献できること、もっと探してやんなきゃぁあかんよね~。
最後に、東京にいる私が今いちばん感じてること「早くあったかーくなーれ!」
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