汐留の松下電工のビル(ナショナルセンター)の4F に、汐留ミュージアム
という小さなミュージアムがあります。
職場の同僚Tさんがお奨めしてくれた、「アール・ブリュット/交差する魂
」を見に行ってきました。
いや、これはよかった。Tさん教えてくれてありがとう。
久々に、ガツン!と来ましたわ。
アール・ブリュット<生の芸術>(またはアウトサイダー・アート)と称される作品たちは、正規の美術教育を受けていない人たちによって、文化潮流や伝統、また流
行などとは無縁に制作されています。(公式サイトより)
数年前に見た、ねむの木学園のこどもたちと宮城まり子さんによる美術展と通じるものがありましたが、それよりもずっとグロテスクで衝撃的で刺激的でした。
宣伝文句の受け売りですが、まさに「媚びない絵」。
自分が描きたいものをただひたすら純粋に描き上げた絵です。
人にどう見せようかと考えたものよりも、
自分の内面から突き上げてくるものをただ正直にさらけ出したほうが、逆にずっと人にインパクトを与えるのだと、今更ながら実感させられました。
やっぱり、いろんな刺激を受けながらも、自分の内面を大切に育てていくことが、一番大事なんやなぁ・・・。
見終わった後、2Fのティーラウンジ(ミュージアムに行くと、ドリンク半額券がもらえる)でお茶しながらそんなことを考えました。
こちらのミュージアム、入場料も500円とお安く、こぢんまりとしていてあまり疲れないボリューム(これけっこう重要だと思うのです)なので、おすすめです。
いつもとちょっと違う絵を見て見たいなと思ったら、ぜひ!
7/20までやっています。
こんにちは。この展覧会、わたしも行きました。正直、はじめはあまり期待していなかったのですが、実物を目にして圧倒されました。ところで、この本ご存知ですか。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31929097
アウトサイダーアートとはまったく関係ありませんが(笑)、迫力のある絵とストーリーが印象的です。
投稿情報: かりんとう | 2009/02/11 16:15
コメントありがとうございます。
この本は知りませんでした。
どこかで入手して読んでみたいです。
投稿情報: なつみかん | 2009/02/13 23:15